Lugna Living(ルンナリビング)にお越しくださり、ありがとうございます。
インテリアデザイナーの古川 令奈(ふるかわ れいな)と申します。
はじめましての方へ、このページでは自己紹介とこのブログに対する思いを書かせていただきます。
私とこれまで
名前:古川 令奈(ふるかわ れいな)
元号(令和)が発表されたときには、かなり盛り上がりました。
出身:宮城県仙台市
資格:インテリアコーディネーター/ キッチンスペシャリスト / 宅地建物取引士
学生時代に空間デザインを学んだのち、インテリアの会社に勤めながら資格を取得しました。今は東京都内で個人様邸のインテリアデザインに携わっています。
インテリアとの出会い
私のインテリアとの出会いは小学校6年生の時に遡ります。
絵を描くことが大好きだった私は、担任の先生に勧められ、ある絵画コンテストに絵を出品しました。
その名も「こんな部屋いいな絵画コンテスト」。宮城コーディネーター協会が主催する絵画コンテストで、その年が記念すべき第1回目でした。
タイトルの通り、自分の理想のお部屋、住みたいお部屋を描くというもので、わくわくしながら作品を仕上げたことを憶えています。
荒すぎる画像しか残っていませんが、描いた絵はこちら。クマの椅子やロボットのテレビなど、子供らしい発想が良かったのかな。今となっては絶対に描けない絵だなぁと、見るたびに懐かしくなります。
そしてなんとこの絵が、大賞に選ばれたのです。
さらには大賞の作品は、授賞式の際に、ブースとしてお部屋を再現してくれたのです。
大賞の連絡をもらってから数日後、仙台市内の家具屋でお部屋を制作するにあたっての打ち合わせがあり、そこには一人の女性が。
インテリアコーディネーターさんとの初めての出会いでした。
『どういう思いで描いたのか』『その絵がどうなっているのか』とても親切に優しく話を聞いてくれたことが、小学生の私にはとても嬉しい体験で。
自分が何を話したのかは全く憶えていませんが、「こんなに素敵な仕事があるんだなぁ」と思ったことだけははっきりと記憶しています。
そして授賞式当日。
実際に出来上がった空間を目の前にした体験は、言葉にならないほどに嬉しく、感激し、まさにインテリアで人を幸せにすることの素晴らしさに触れた瞬間でした。
手作り感満載のお部屋だったんですけどね、人が作ってくれたことが感じられて、それもまた良かったです。
この経験が自分の進路選択の場面ではいつも頭をよぎり、気がついたらこの道に進んでいました。
私の原点は、常にここにあります。
お恥ずかしながら、小学校6年生の私(黒)と、妹(ピンク)。カラフルな部屋を作っておきながら、真っ黒の装いで授賞式に臨むとは…。
新卒での就職で務めた場所は…
関東の大学で空間デザインを学んだのち、自分のやりたいインテリアを追い求め、辿り着いたのは縁もゆかりもない岐阜県。
なぜ東京を飛び越え、さらには名古屋も飛び越えて岐阜だったのか…話をするたびに驚かれますが、岐阜県は国内でも有数の家具産業が盛んな県の1つ。
家具販売や注文住宅の設計、マンションのトータルコーディネートを手掛けるインテリアショップでコーディネーターとして勤務しました。
木工家具が盛んな岐阜県。木の家具の良さや家具を長く使い続ける文化、自然素材に対する知識はここで学びました。量産の家具ではない、家具職人が1つ1つ受注生産で丁寧に仕上げる家具の魅力に、どんどんと引き込まれていきました。
ここでは販売から個人様邸のインテリアコーディネート、新規店舗の内装デザインや新作家具のプロデュースまで、様々なことに携わらせてもらいました。
縁もゆかりもなかった岐阜県。そこで出会った人たちの温かさに触れ、今となっては第2のホームとなっています。
新たな挑戦の地へ
岐阜で過ごしていく中で、どんどん芽生えてきたのが「東京で挑戦したい」という思い。
ついに東京へ拠点を移し、まずは大手マンションディベロッパーコーディネーターとして、新築マンションのインテリアコーディネートに携わり、都会のインテリアコーディネーターの働き方を学びました。笑
そして都内のインテリアデザイン事務所にて、マンションのモデルルームのデザイン及びコーディネートに多数携わり、今に至ります。
インテリアを通してこれからどんな出会いが待っているか、考えるたびに毎日わくわくしながら過ごしています。
このブログについて
このブログは、「より多くの方にインテリアをもっと楽しんでいただけるように、より心地暮らしのヒントをお伝えできるように」という思いから開設しました。
というのも、インテリアデザイナーという職業柄ももちろんそうですが、何より私自身インテリアと好きなインテリアに囲まれて過ごす暮らしが大好きだから。
そして、新型コロナウイルスによって在宅時間が増えた中で始めたインスタグラム も、このブログを始めたきっかけの1つ。そこでは多くの方と繋がることができましたが、インスタグラムではお伝えしきれない内容を残す場所を作りたいと思うようになりました。
インテリアと暮らしまつわるアイディアを共有していくことで、日々の生活が少しでもよりよいものになってくだされば嬉しいです。
Lugna Living とは?
Lugna(ルンナ)はスウェーデン語で、「落ち着いた、穏やかな」という意味の言葉です。
私が最も好きなインテリアスタイルは「北欧インテリア」。
ブログのタイトルとして北欧の言葉を取り入れたく、「穏やかな暮らし」を表現する言葉として、Lugna Livingと名付けました。
ルンナのレイナという、ちょっと韻を踏んでいる感じも気に入っています。笑
北欧インテリアに惹かれる理由
日本のみならず、世界中で愛される「北欧インテリア」。私たちはどうして北欧インテリアに惹かれるのでしょうか。
私が一言でその魅力を伝えるとしたら、
「美しく機能的で、人々の暮らしに寄り添っているから。」
世の中に美しいものやかっこいいものは多くありますが、そこに使い手のより良い暮らしを見据えて作られたものは、そんなに多くはないでしょう。
見た目に美しく、使ってみるとその使い心地がとても良いことに気づき、それらの家具に囲まれることで、暮らしそのものがよくなる。
そしてその家具を大切に使い続け、後世に渡って愛し続けていくという、多くの人が憧れるであろうライフスタイルを、当然のことのように実現しているのが北欧の人々の暮らしなのです。
そういったライフスタイルをも含む「北欧インテリア」に憧れをいだき、惹かれていくのだと思います。
そんな北欧諸国も、実は古くから日本文化と深いつながりがあります。
北欧デザインの陶器やテキスタイルにも「和」を感じるデザインや模様が施されているものがありますし、北欧(特にデンマーク)のデザイナーには日本の建築や工芸品から影響を受けたと言われている人がたくさんいます。
このブログでは「北欧インテリア」のティップを日本のインテリアと組み合わせることで、私たちの暮らしに寄り添ったデザインやライフスタイルを考えていきます。
もっと知りたい 〜私の好きなこと〜
旅行
国内外問わず旅行が好き。
何十カ国も回ったようなワールドトラベラーではありませんが、インテリアや文化の違いを肌で感じられる海外旅行は、年に1〜2回行っています。
料理
料理が好き!というとやや語弊があるのですが、家族や友人とテーブルを囲んで、美味しい食事とお酒とともに、ゆっくりと時間を時間を過ごすことが大好き。
「好きな人たちと一緒に食事を楽しみたいから、私は料理をしています」と言っても7割は正解かもしれません。
(あ、日常においてもほぼ自炊しています…!)
暮らしにおいて、食は切っても切り離せないもの。インテリアに携わる者にとって、食を楽しむことは暮らしを豊かにすることであり、インテリアと食はとても密接に関わっているものだと思います。
料理の過程も楽しもうと、最近はおしゃれな洋書のレシピを再現することにハマっています。
水彩画
小さい頃から好きだったお絵かき、今でもたまに絵を描いています。大人になってから描くのは水彩画。こんなにも絵の具のバリエーションがあるのか!と、世界堂(新宿にある画材屋です)で一人目を輝かせて絵の具を選びました。
描いていると無心になれるので、頭のリセット・リフレッシュをしたいときには、絵を描くようにしています。